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杉の赤柾フローリング(小幅)

吉野産の、杉の赤柾をフローリングにしてみました。見ての通りとてもきれいな板です。2月に導入したバイオ乾燥機で含水率を8%ほどまで下げて加工をしました。床暖房用とうたえるわけではないですが、床暖房を掛けても現実にはほとんど隙間は出にくいものになります。1点は全て赤身であることで、赤白込よりも伸縮率が同一になる。もう一点は目の込んだ柾目であることで収縮が少ない。更には含水率を8%まで落としたことで、床暖房を掛けた時に起こる含水率の低下にともなう収縮を予め予防していること。「それでも多少の隙間は出ますよ」と説明はしています。要は、程度問題ですが…

この<杉の赤柾フローリング>を納品する住宅は、茶室を中心としたものです。その玄関に使われます。北山の天然絞り丸太、床框、天然赤松の床柱、赤柾の天井板等々。本当はこういう建物がいくつもあれば良いのにと、本当に思います。若手の建築家が茶室を勉強し、伝統を重んじながらもモダンな建築となっています。完成が楽しみです。

杉の赤柾フローリング

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