共栄木材

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タイ出張

数年前から、縁あってタイに焼杉をはじめ、様々な日本国産材の商品を輸出するようになりました。先週末から、久しぶりにバンコクに行き、弊社の商品を使って頂いたプロジェクトを見学したり、新しい設計事務所にも営業してきました。

以前から、木材の輸出を試みてはいましたが、「何を輸出できる?」ということで高い塀にぶつかり、悶々としていました。僕の思いが天に通じたのか、とあるタイのビジネスマンがメールで焼杉についてコンタクトしてきました。熱心に質問をされるので、「ともかく一度こちらに来て、実物を見るのが一番いいです!」と言ったところ、「そうですね、では近々に行きます!」と本当に間もなくこちらに来られました。
ともかく日本が好きな方で、それまではアメリカ製金属建材関連の仕事一辺倒だったのですが、「日本の木材をタイに提案したい」と熱く語り合ううちに、仕事が始まりました。話を通じて信用に足る人物と思い、こちらとしても何が提案できるのか?を一生懸命に考えました。そして、焼杉、杉、合板、LVL、高温処理木材をはじめ、様々な<ここにしかないもの>を提案しました。それ以降、タイでの気候風土、感性、価格、強度、流通、デザインに対してできるだけ調べ、クレームを含めた今までの経験を提示し、商品を取捨選択しています。
また、うちの商品を選択してくれる設計事務所の感性もとても豊かで、むしろいろいろと学ぶことが多いです。

日本のスギ・ヒノキを丸太で輸出したり、どこかで売っているものを回すという口銭商売はしたくないと思い、本当にどの商品もどこにもない加工やソフトを一緒に提案しています。その提案が現実に形になっているのを見て、本当に嬉しく思っています。もちろんこれからも、予期せぬいろんな問題が起こってくると思いますが、誠実に、丁寧に、いつも通りに向き合って「ここにしかないもの、あります」をタイのパートナーと一緒に提案していきたいと改めて強く感じたタイ出張でした。

写真をいくつか…(下手な写真で済みません…)
順に、バンコク中心部にある設計事務所(焼杉)、ジム・トンプソンの旧家リノベーション(天井焼杉)、新築住宅のファサード(杉・LVL)、バンコク中心部のB&B(焼杉)。それぞれの物件も他にもたくさんの商品を使って頂いていますし、他の物件もあるのですが、全部載せきれないので、ほんのちょっとだけです。

バンコク中心部にある設計事務所(焼杉)
バンコク中心部にある設計事務所(焼杉)
 

ジム・トンプソンの旧家リノベーション(天井焼杉)
ジム・トンプソンの旧家リノベーション(天井焼杉)
 

新築住宅のファサード(杉・LVL)
新築住宅のファサード(杉・LVL)
 

バンコク中心部のB&B(焼杉)
バンコク中心部のB&B(焼杉)

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