共栄木材

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小企業の存在について

 最近思うのですが、いろいろな業種業態で、規模の大きな会社が業界を席巻し、中小規模の会社がドンドン数を減らしているように思います。街にスーパーができて八百屋、クリーニング屋、魚屋、花屋等々様々な小さな店が姿を消して、もう何十年にもなる。
 材木屋もしかり。地方の製材所は最新鋭の設備を持った大型工場には製造コストも適うはずもなく、廃業を決める会社も多いです。
確かに一方では大規模生産による商品のコストダウンは消費者の求めるところであり、企業としては、便利さや低コストなど、消費者の求めに応じなければ、やはり生きていけない。仮に大企業になっても、更に大企業が出てきて、潰し合いを演じる。もう、切りが無いです。

 僕は自分の会社を決して大きな会社にしようとは考えていませんが、良い会社、大規模企業がやらないこと、やれないことをやっていきたいと思っています。
「ニッチ探し」みたいなのはあまり好きな言葉ではないです。<ここにしかないもの、あります>がやはりピッタリ来ます。たとえば、NASAが宇宙船を飛ばす為には、うちの部品が無いと計画が進まない。全体の中で部品は少量で、安いものかもしれないけど、ともかく必需品。カッコいいですね。話が大きくなりましたが、なんとなくイメージするのはそういう小さな会社。会社で働く人も誇りを持ち、お得意先もハッピー。そういう中小企業が増えることが、日本を元気にしていくと思います。頑張らねば!!

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