共栄木材

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現在のWRC事情

WRC・ウエスタン・レッド・シーダー、いわゆる米杉ですが、昨年から仕入を起こすたびに値上がりします。共栄木材の輸入業務の始まりは約30年前から始めたWRC商品なので、愛着を持って販売もしてきているのですが、ここ数年の円安とも重なり、日本国内販売価格が仕入れの度に上げざるを得ない状況が続いています。

こうなるとなかなか手が出にくくなるので、何とかあの手この手で安く仕入れる方法はないか考えるのですが… 結局のところ、日本の相対的な経済力が世界の中で落ちてきているんでしょうね。高くても普通に買っていく人たちがいるから価格が上がり、その価格では買えない!と思う我々は、まあ、そういう事なんでしょう。

となると、ここからが僕らの出番で、カスタムカットという注文挽き製材所の余り材や得意先の倉庫の片隅に埋もれている商品を安く見つけてきて、それをうちの工場で加工して出荷する。もちろん、サイズとか、等級についてはお客さんに説明をして、理解を頂かなければならないところもあります。数量が少ないからこそ、小回りの利く小企業ならではの作戦で、良いものを経済的な価格で、デザインを添えて加工し、提供しているんです。

ちなみに、うちの会社ではWRCの外壁材、パネリング(内装材)、シングル、シェイク、デッキ材、原板、全部輸入して持ってますから、即納できます。と言っても少量対応ですが…現地の高騰のなかでも、ひたすらWRCの美しさと耐久性は、お求めやすい価格でお届けしたいと思うのです。それくらい、僕はWRCが好きです。

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