共栄木材

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20周年

ちょうど20年前の今日、僕は38歳で父親から社長を譲り受けました。今思えばこっぱずかしい事も多いですが、若くて青いなりに一生懸命だったことは間違いないです。
20年分の決算書を改めてみてみると、社長になりたての頃は本当にゾッとする状態だったけど、現在はだいぶんマシになっているように思います。むしろ今の方は危機感が強いです。若さゆえんでしょうか?

僕が社長になって学んだことは数知れませんが、怒らないこと、取引先に対して浮気しないこと、「借金も実力!」は嘘ってこと、社員さんが幸せでないといかんってこと、分かった口はきかないこと…もうたくさんあり過ぎます。

僕が社長になって以来いつもそうだけど、「これからの時代は、これだ!」と思えるものもなく、時代の変化について行かねば取り残されるっていう危機感のなかで少しずつ変化してきたように思います。真面目にやってるだけでは置いてけぼりを食らいそうな世の中ではあっても、基本は真面目でなければいけんと思っています。そして、大きな事は出来なくても、木材を通して社会の一隅を照らす会社になりたいと改めて思っています。
来年1月1日には共栄木材も創業70周年となります。謙虚に、変わり続け、世の為人の為になる会社でい続けられたらと、あとしばらく社長として頑張り、同時に次の世代に道を譲る準備にも掛かりたいと考えています。

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