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社員が辞めないこと

 僕は20年前に父から社長を譲り受けましたが、今思えば、本当に拙く、こっぱずかしい事も数限りなくあります。そんな中で模索しているうちに<盛和塾>という京セラの稲森さんが塾長を務める経営者向けの勉強会に参加させて頂きました。依頼、20年近く在籍していますが、確かに僕にとっては大きな学びの場になりました。年会費とかは至って安く、稲盛さんが話されることも、ある意味で至って簡単な、常識的なことですが、これが難しい。大変に難しい。だから学ばなければいけないと、素直に思うのです。

 いろいろな学びがある中で、<社員が辞めないこと>について。
 うちの会社はここ10数年、入社後3年以内の離職者がいません。離職者がいない訳ではないですが…社員さんが当初、いろんな事情の中で入社してきてもらい、時間をかけて仕事を覚えてもらってやっと戦力になった頃に辞められると、会社としては大きな損失です。それよりも僕自身は入社してもらった社員は家族だと思い付き合っているつもりなので、当人の能力よりはやる気とか、どういう思いで仕事に取り組むべきかとか言った心持を大切にしたいと考えています。
 別の経営者は、「一定の人は辞めるから、分留りを勘案して、辞める社員のことは気にしないようにしなければ、こちらもやってられない」と言う人がいます。分かるんですよ、その気持ちも。でも、僕は違和感を感じます。うちの会社が良かれと思ってきた人には、ずっと一緒に働きたい。その為にも、お互いに甘え合うことなく、でも理解しあって、信頼関係を続けていく事が大切だと思います。

 高校卒業後長年勤めてくれる社員は、ある意味で彼無しで一部門の仕事が回らない程になっています。彼も、僕も、他の社員も、就職活動中に言われる「優秀な人材」ではないかもしれませんが、それでも社会の一隅を照らす仕事ができる人達です。僕はこういう社員さんたちこそが「優秀な人材」であると思っています。長く続けることで、わかりできることが多くなり、社の内外を問わわない信頼を得、そして<ライフワーク>と呼べるものが出来上がっていくのだと思います。
 僕はそういうのを大切にしたいなぁ。社員も30人近くになってきました。大きな会社を目指してはいませんが、本当に良い会社、社会や業界から求められる材木屋になりたい。併せて社員さんたちが「共栄木材に勤めて良かった」と思い続けてもらえるよう、謙虚に努力していかねば!と思っているところです。

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