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三秋ホール1906

寒冷前線が南にある6月の朝は、朝から天気が良く、風もそよそよ吹いて、とてもいい気持ちです。今朝の三秋ホールがまさしくその通りで、ホール内を、東側に抜ける地窓へ向いて緩やかな風が吹いています。居心地の良い空間ってこういうことやなって思います。おべんちゃらではないですが、この建物の設計をして頂いた手嶋保さん、本当にすごいです。この風の流れを事前に読んでたとしたら、建物のフォルムがどうこうだけでなく、考察の深さに感じ入ります。光と影のバランスも良いですが、打ち合わせには、若干照度が足りない気がします。

ともあれ、壁や天井に使ってるカラマツの板も少しずつですが、深みを帯びてきました。椅子に使っている米ヒバも良い色になってきました。どちらも、クリア塗装をすればもっと促進されるのですが、あえて手を加えずに4年弱の時間でこんな感じになってきました。椅子は手に触れるので汚れが付きやすくなるのですが、「それもまたよし!」とあえて無塗装。もちろん、日々当番で誰かが拭き掃除はします。やがて黒光りしてくると思います。

四季折々に違った色を見せてくれる窓。季節ごとに流れる風と匂い。雨は樋で受けられるのではなく、深い軒先の向こうで雨音を聞かせてくれます。ほぼ真南に向く軒下には、夏、日中に直射日光は当たらず、涼しい場所を作り、お昼休みには誰かが弁当を食べ、昼寝をします。三秋ホールは、朝は社員研修、日中は打ち合わせ、夕方にはたまに社員のみんなと食事会と、大活躍の場所です。僕も仕事に行き詰まると熱めのコーヒーを持って、縁側にぼーっとしに行きます。

手嶋保さん設計の三秋ホール、経年4年弱の写真

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