新しい乾燥機がほぼ出来上がりました。共栄木材は大量生産型工場ではないので、大きすぎる乾燥機は乾燥のムラができたりもするので、丁寧な乾燥をしようとすると、これくらいでちょうどいい感じなのですが、若干容量不足が生じてきたために、新規設備を導入しました。
含水率は、使用用途によって変えています。また、養生期間も大切なポイントなので、割と丁寧に乾燥工程をプログラミングしたり、屋根下で養生したりと、実はひと口に乾燥といっても丁寧さは必要なんです。樹種、断面サイズによって一律にはいきません。共栄木材は「乾燥機に入れたからKD材、大丈夫!」と安易には言わないように取り組んでいます。ちゃんとやらないと、歩留まりが悪くなります。結果、価格・利益にも影響してくるので、丁寧さが必要です。もちろん、木材の乾燥も結構奥深いので、実力はまだまだです。
ともあれ、この乾燥機の追加で、一部商品で長かった納期短縮ができるかなと、期待しています。
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