タイ・バンコックのダウンタウンの一角にある大きな住宅の敷地内の離れとして、共栄木材とTimbercharm社が企画するIORI HAUSが建ちました。
構造は総ヒノキ造りです。必要箇所については無色の防腐防蟻処理を加圧注入処理しています。内装を兼用して桧構造用合板の節無し材。床は桧フローリング。
外壁は<暖杉>という弊社のオリジナル外壁材に、スウェーデン製のSioo:Xという天然シリコン材を含侵させる新しいコンセプトの塗料を塗布しています。現場のアイディアで浮造杉板をブックシェルフとして追加しています。日本のプレカット技術の正確さにはタイのお客さんも大喜びで、ほぞやありが穴に入り込んで建物が建っていくさまに感動して頂いています。反響も大きく、次々と問い合わせが入ってきています。
気候の違いがありますから、白アリ、耐久性、デザイン、加工、流通等をどうしていくか、アイディアを出し合い現在のベストで対応しています。まだまだこれからいろんなことを勉強し対応していこうと考えています。