3月2日に乾燥機の引渡を受けました。
通常の乾燥機と違い、木材自身の温度差を利用して乾燥させるタイプのものです。日本でもあまり例のないものでランニングについては、桟の大きさ、隙間の量をはじめ、様々に試していかなければいけないことがありますが、2月末からやっているサンプル乾燥では変色、割れ等は見られず、先ずは予定通りに乾燥しています。時間も1週間程度で、ほぼ予定通りです。
この乾燥機の特徴は、ランニングコストが安いこと、木材の組織破壊をしないこと、変色の無さ、割れが起きにくいといったことです。乾燥機を運転していく上でうちの会社なりに使い方を学んでいかなければいけないことがたくさんありますが、この乾燥機で、焼杉の乾燥状態の安定性を図れるようになり、施工後の品質の向上となります。もちろん、焼杉の板だけでなく造作材なども乾燥して出荷するのに、品質管理ができるようになります。
様々な木材を、更に品質向上に努めていきます。