出雲市の株式会社木なりさんから施工写真を頂いたので、アップします。
カラマツをあえて製材挽仕上げとし、こんな風合の建物に使って頂きましたが、とても家の空気感に馴染んでいると感じます。選別して使って頂いているようですが、これ、無節材でなく、普通の一等材です。とても節が少なく目込みの良いきれいな木です。一等材ですから、価格もとてもお手頃です。ヤニも若干は残りますが、乾燥時にできるだけ揮発させるよう工夫しています。赤白も混じりますが、おそらく3年後、とてもきれいな飴色になり始めていると思います。
このカラマツ自身はロシア産ですが、四国山地の標高の高いところに行けば、愛媛県でもカラマツは自生しています。針葉樹の割に、堅くて強く、ヤニのある木ですが、愛媛でも昔から時折構造材として使用されてもいる、もともと馴染みのある木です。おそらく出雲地方でも同様ではないかと思います。
共栄木材には、ロシア産だけでなく、カナダ産の2x4、2x6、2x10材も少しですが在庫しています。カラマツに注目してみませんか?