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アピトン上り梁とアピトン合板天井

アピトンの上り梁と天井材にアピトン合板を使った物件が松山市内で上棟しました。設計は松山の高岡建築研究室さん。きれいに仕上がっていました。今までラワン合板を壁や天井に使用することは、ままありますが、アピトン合板の仕上は異質の仕上がりで、久しぶりに納品した自分達も興奮しました。

こういう建築をサポートするには、痒い所に手が届く的小さな優良製材が必要で、松山には小さくても機敏に動ける経験豊富な製材工場がいくつもあります。松山の総合力ですね。
アピトンは結構やんちゃ(?)な木材なので、他の材木屋からは「やめとけ。そんなんは受けたらいかん仕事や!」とまで言われたものだから我々も特別に気合が入り、原木から製材、分留り、乾燥、加工とも大変に気を遣いました。予め説明はしていたものの、建築家の高岡さんも、その実力を信じたお施主さんも、施工会社も意志あるチャレンジャーであって頂いたと思います。本当にお客さんに恵まれました。勿論、価格もそれなりに抑えたものでできています。

アピトン合板は、おそらく日本では弊社だけの特注在庫品です。サイズは1820x910x12&24&36㎜です。表面は基本的に1フェースクリアです。全層アピトンでできています。表面だけでなく、断面積層も結構きれいです。床にも壁にも家具にも、階段板にも、いかがですか?
アピトン上り梁とアピトン合板天井
アピトン上り梁とアピトン合板天井

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