業界の友人から情報を頂きました。アメリカ・テキサスに焼杉を作っている会社があると。さっそくWEBサイトを見てみると…あるある。
http://www.deltamillworks.com/category/projects/
http://www.deltamillworks.com/shou-sugi-ban/
で、さっそくその会社に連絡を入れ、弊社の焼杉製造を始めた経緯や、日本の焼杉の説明をメールで行うと、今朝、Delta Millworks の社長から返事が来ていました。これから情報交換を進めていきたいと思います。
<焼杉>を<Shou Sugi Ban>と呼んだのは、おそらく建築を知らない日本人が、そのまま<しょう すぎ ばん>と読み、教えたんだと思います。
彼からは「<焼杉>は杉だけで作るのか?」と質問がありました。Delta のものはいろんな樹種を焼いています。面白いのは外壁に向かない木材も、アセチル化木材にして耐候性を高めたり、含水率による動きを最小化することをやっています。仕上がりも様々なものを作っており、本家としても「むしろ勉強しなければ!」と思う次第です。
でも、何か、嬉しくなりました。Deltaさんはアメリカでやっていますが、スウェーデンや北欧でも20年ほど前から、この板の表面を焼くということをやっているようです。恐るべし、日本の焼杉! 僕の父が41年前にふとした思い付きから日本で初めて焼杉を工場生産し、それが京都の景色を変え、欧米にも間接的に影響を与えた。そりゃもう、今晩にも、コピー用紙に表彰状を手書きして、業績を讃えておきます。残念ながら金一封は割愛ですが。