ちょっとだけ手狭になった会社事務所の増築にあたり、手嶋保さんに設計をお願いして現在建築が始まっています。今まで、図面の読み込みなんてものはやったことがないですが、全体の形(高さやサイズ)にも、ディテールにも配慮が行き渡っていて、本当に勉強になります。
トラスは湾曲させた鉄と木材のハイブリットトラス。
トラスを構成する木材は米ヒバ。
軒の出は1500mmほどあるのですが、この低い軒下を歩くと安心感に包まれる感じがします。上棟までに手間と時間がかかりますが、目の前でじわじわと進む工程を愉しんでいます。僕は無駄なことにはお金をかけない人で(材木屋仲間ではケチ、笑)とも言われています)、決してふんだんにお金をかけて作っているものではありません。が、アイディア次第でこうも空間が変質するのかと、手嶋さんの力量に感心しているところです。
この建物は<三秋ホール>と名付けて、社員の研修や打ち合わせ、食事会、お昼の弁当、さらには昼寝もできるかもしれません。出来上がりが待ち遠しいです。
追ってアップします。