先日、著名な建築家やアーティスト、経営者をグルグル巡った末に、たどり着いた方が会社に来られて、刺激的な話をたくさん聞きました。手嶋保、安藤忠雄、西沢立衛、ジェームズ・タレル、福武総一郎、中田英寿…なんか、すごいですね。
「こんな人たちと日常的に仕事を一緒にする人も、まあ、いるわなぁ…」僕もネズミが齧るほどですが交わっていた部分もあって…
その尋ねた来られた方は、何と言ってもフットワークが軽い。東京の本の編集者の紹介で繋がり、繋がった1週間後には京都から愛媛に来られていました。好奇心旺盛で、根本的に人が好きなんでしょうね。少しでも興味があれば、当たり外れがあるにしても、先ずは会ってみる、行ってみる。できそうで、やらないですね、普通。感心しました。改めて僕もこれからもっと積極的にいろんな人に会いたいと思いました。もちろん、有名人追っかけミーハーでなく、強く価値観を揺さぶられたらとなりますが。

ところで、その方はとてもナチュラルなというか、ニュートラルなというか、偉そうでもなく、場慣れしていて、言葉を選んで話すような、明るくて、強くて、チャーミングな方でした。その人を、三秋プレイスの工場を案内していた時に、「この場所は、<気>がありますね。」と言われました。とても嬉しい言葉です。
僕自身も<気>という言葉は気にしているもので、会社にも、建築にも、場所にも、人にも、家庭にも、地域にも、体にも、<気>があることは大切やって思っているので、ストライクゾーンど真ん中にボールがやってきた気分でした。あとはこのいいボールをちゃんとミートして、打ち返さねば！