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なぜ、薪ストーブを販売するのか?

共栄木材では、28年前から細々とですが薪ストーブを販売しています。ここ10年くらいは以前にも増して販売強化をしています。

で、「なぜ、薪ストーブを販売するのか?」という事ですが、もちろん、僕等は商売をしているので販売をして利益を上げなければいけません。だけど、それだけかというと、そうではないのです。
僕自身も25年前から冬は薪ストーブの生活をしています。冬が来る前に薪の準備をします。以前は丸太を割って家の周りに積み上げ、乾燥します。まだ暑さの残る時期に、家族総出で冬の準備をします。子供達は、年に一度遊びに行けない日曜日となりますが、「何でも好きなもの、食べさせるけんね!何が良い?」と聞くと、「カレー!」と、安上がりな子供達でした。そうやって季節の流れを感じ、自分たちで作った薪を燃やして家の中を暖め、薪ストーブの周りには自然に家族が集まります。親は子供達の話を聞き、子供達は働く両親の話を聞くでもなく聞く。そうして自然に子供も、親も喜怒哀楽を通じて価値観やそれぞれの情報を共有できたりしました。
また、子供たちが寝静まって夫婦二人でチビっとだけのむお酒の美味しさは、何とも言えません。

なんか、この面倒くささが家族を育ててくれた気がするのです。もし、夫婦喧嘩したり、子供達とけんかをしても、知らん間にみんながストーブの周りに集まってくる。ホント、不思議な道具なのです。心が落ち着いてくるのです。

そういう気分を多くの人に味わって頂きたいというのが何よりも強いから、共栄木材は薪ストーブを販売しているのです。幸い、工場から出る端材を安価に提供できることもあり、年々薪ストーブを入れて頂くことが多くなってきています。

共栄木材では、主にドイツのアイアンドッグと、デンマークのワムという現地でのトップブランドを販売しています。最近の薪ストーブは煙も出にくくなっているし、熱効率も飛躍的に向上しています。

家族の在りようを改めて考えてみてはどうでしょうか?クリスマスも近くなってきており、子供たちが夢見るサンタクロースの為の煙突のある住まいを愉しんで頂きたいです。それが私たちが薪ストーブを販売する理由です。
なぜ、薪ストーブを販売するのか?

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