今週、20(水)～明日23日までの17:00～20:00まで、三秋プレイスで薪ストーブの体感会を開催しています。
平日の夕方は、なかなか来場者も少ないのですが、来て頂いたお客さんは、夜の薪ストーブのゆらゆら燃える炎の前から動きません。じーっと火を見ています。

いつも思うのですが、炎の揺らぎってなんで気持ちを落ち着けるんでしょう。火だけでなく、小川のせせらぎの音も心を落ち着かせます。風がそよそよふくのも気持ちいい。月を観るのも飽きずにいつまでも見ていられる。鳥の鳴き声にも心が癒されます。波打ち際の波の音にもしばらく立ち上がれない落ち着きがきます。

美しいものを見て、興奮してその美しさに釘づけにされて動けなくなることがあります。例えば絵画を見た時なんかに、そういう事がたまにあります。それとは対極で薪ストーブの炎の揺らぎには、興奮ではなく、限りなくフラットで静かで思考が停止した上での、動けなさ。だから、僕はこの薪ストーブを勧めたいんですよね。そういう時間をみんなが普通の生活の中で感じていると、案外世界中から戦争がなくなるかも…それにしてもこの安らぎは、日中の薪ストーブでは味わえないものです。

暗く、寒い冬に、暖かく、ゆらゆら…ボーっとしに来て頂ければありがたいです。