この写真は2014年11月のものです。約7年前に、共栄木材が主催して「木造建築講演会」なるものを愛媛県美術館の講堂で開催し、中村好文さんと竹原義二さんという建築をやる人であればだれもが知る、巨匠二人が「激突」(?)した講演会と、僕も二人に交じっての鼎談でした。僕がたまたま両先生と僅かなお付き合いがあって、「お二人で松山という地方都市で建築というものを語って頂けませんか?とお願いしたところ、快くお引き受けいただき実現したのですが、座りきれない受講者が通路や階段に座って聴くという大盛況の講演会でした。
中村先生と竹原先生は同い年です。とても仲の良い間柄のようです。それぞれの師匠・吉村順三先生と石井修先生同士がまた仲が良くて、そのつながりもあるとのことでした。
ともあれ、講演会も良かったのですが、その後おしゃれで小さなバーで開催した2次会は大いに盛り上がりました。受講者には岡山の神家さん、大角さん、東京から手嶋さんと、名前だけでビビりそうな有名建築家や愛媛の建築家の方も沢山いらっしゃっていて、60人余りが講演会後、そのまま2次会に繰り出しまして、そこかしこで建築談議の花を咲かせていました。
その時のワンショットがこれですが、この二人、なんか悪そうですね…何の悪だくみを…イエイエ、とても素敵です。僕はこのお二人とも、心から尊敬しています。
西下