工期45日。タイの総ヒノキ造りの住宅が完成しました。建物については、完成してお客さんが住めるようになりました。ただ、エクステリアについては、これから別の会社がやってきて、庭を作り、花や木を植え完成させていくとのことです。
この家のオーナーさんからも「ありがとうって言われたよ」と、ビジネスパートナー・Timbercharmさんからのメッセージも届きました。
繰り返しになりますが、この住宅は総ヒノキ造りです。日本の建築基準法に準じた軸組構造計算もしてあります。防腐対策、シロアリ対策も講じています。
モジュールは910㎜。構造材はヒノキ無垢一等材、床・野地合板、内装仕上げ兼用の壁構造用クリア合板等構造材は基本的にすべてヒノキです。床は杉のフローリング、外壁材は焼杉、デッキはヒノキのクリア材を斜めから留めるKTX-jigシステムです。
モジュールを910㎜にして、最大スパンは全て3640㎜以内に納まるようにし、木材の無駄が出ないように考えられています。また、全てプレカット工場の加工範囲内で収めているために、特別な加工費用は発生しません。
もちろん、プロの建築家さんから言えばディテールで「?」の付く部分もたくさんあると思いますが、この「潔さ」も、私達は美しく、「良し」ではないかと思います。Aree Haus という次の物件も、間もなくタイで建築が始まります。