共栄木材

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140巾ボルドーパインの施工事例

愛媛県の県庁所在地は松山市です。「松山」というくらい松の多い所でした。共栄木材のある三秋も、かつて(50年くらい前)は一帯松山で、秋になるとマツタケ狩りを楽しめる有名な場所でした。なので、少し古い建物になると、梁桁は大きな松丸太。そして大黒柱や床材にも松はたくさん使われていました。ところが今や松くい虫被害で、ほとんどの松は姿を消しました。

前段が長くなりましたが、この「地松」と言われる松と、見た目も、匂いも、油の加減もそっくりなのが、このボルドーパインなのです。見た目のシャープさはありませんが、空気感に暖かさを感じませんか?かといって、デジャヴを感じさせる何かがあるように思います。
今は新しく色も明るいですが、使いこんでいくうちにやがて飴色、艶色が増し、とても美しくなります。時間をかけて美しくなるって言うのが無垢材、このボルドーパインの特徴です。
この明るい色も、「なんか、カジュアルで、日本の建築に合わないように感じるなぁ…」、はい、それは嘘です。かつてこのあたりの建物も新品の時は、大半がまるでこの感じだったんです。むしろ、日本の美意識と、フランス・ボルドーの美意識は、合致しますね。美しいものは、時空を超えます。

ちなみに、この写真の施工は今治市の建築工房小越さんです。ありがとうございました。

ボルドーパイン商品ページ

ボルドーパイン 140巾

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