共栄木材

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いつも新しい何か…

小さな資本、弱小な設備の中から、何か新しいことを思いつくのは、乾いた雑巾を絞って、水を一滴!のような難しい作業ですが、それを止めるともう、あかんな!と思いつつ、いつも何かを見つけようとしています。ホントに、もう少し僕の頭が良ければいいのにと幾度思ったことか。
ところが、時折、神が舞い降りる(?)瞬間があり、「これ、いけるやん!」と思いつくことがあります。ただ日本には八百万の神がいる為に、僕のところにはそれなりの神しか舞い降りてくれませんが、それでも僕なりの神が舞い降りてくれるんです。

例えばこの写真は、「ランビックルーバー」と呼ぶ商品で、ルーバー材に角度を付けることで、①水切りをよくする、②風を通す、③視線をさえぎる(ただし角度によっては丸見え)。④光の洩れ方がきれい。使用木材は外部で使用できるものなら、なんでも。

コロンブスの卵と一緒で、見てしまうと何でもないことですが、「なんか、ないかな?」と、こういうことをいつも考えています。運よくその商品を使ってもらうことができて、お客さんが喜んでくれたら、それはとてもハッピーな気持ちになります。お笑いのネタ探しと同じかもしれません。

自慢話ではありません。いつも何かを考えているのは、結構しんどくて、タフなことです。宇宙にいる前澤さんから見れば、しょうもないことなんでしょうが、それでもこうやって世の中は少しずつ変化していくんだろうと思います。笑顔が増えますように!


西下

ランビックルーバー 断面図

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