共栄木材では、米ツガの原板を割と(?)在庫しています。その原板を使って様々に商品を作るのですが、今回は天井材に米ツガを使って仕上げていただきました。
柾目使いをするので、存在感が控えめになり落ち着いた感じになります。
一方、床にはボルドーパインを使っていただきました。日本の地松とそっくりの見た目と臭い。経年すると飴色に艶を出していきます。この地方(松山市周辺)では、かつては山と言えば松が生えていて、松を梁材だけでなく、板にして床材としても一般的に使われていました。畳の下地板も大概松板でした。ですから、時間とともに、日本の風景になじんでいくものと思います。お奨めの逸品です。
施工は伊予市・喜建設さんでした。
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天井:米栂羽目板
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ボルドーパイン200巾フローリング