チリの首都サンチアゴから南に約500㎞。とてもきれいな静かな町に焼杉を使った建物が出来上がりました。チリにWoodArch社というパートナーがあり、そこが日本の焼杉をチリに大きく広めてくれています。
共栄木材の焼杉もいろいろな国で使って頂くようになりましたが、使われ方にもなんとなくそれぞれの国の雰囲気が醸し出されるように感じます。弊社のお客さんはモダンでありながらも、どことなく建物全体に素朴さを感じさせてくれるように思います。そもそも、焼杉は素朴な建材ですから。
もうひとつ。「焼杉」を、「しょう・すぎ・ばん」と発音する商品が出回っていますが、共栄木材のパートナーは必ず「やきすぎ」と言います。たかが「ものの名前」と考えたくないからです。「焼杉」はもっと、歴史やストーリーのある、地球に優しい商品なんです。もちろん、「しょう・すぎ・ばん」、大いに結構です。ただ私たちの商品とは違うものです。
西下