タイの北東部ナンというところで建設中の総ヒノキ造りのLakeHausが大詰めを迎えています。タイのビジネスパートナーTimberCharm社が、日本の木造軸組構造を、床、壁、屋根はヒノキ合板面で耐風性能を確保し、一部はその合板を無節材を使うことで内装と兼ねています。外壁には焼杉と桧の縦格子を使用しています。
階段、床材もヒノキ材。
全てはオープンにしませんが、各所にさまざまな対策や構造ディテールへの配慮もしています。日本の細やかさと、タイの大らかさをマッチさせています。
ここまで日本の木材を使いながら、デザインは日本のものではないと思います。
タイならではの空気感があります。もちろん、日本建築の風合いは感じますが、見事に調和していると思います。
構造的な部分は共栄木材が、デザイン的な部分はTimberCharm社が担当し出来上がりつつあるLakeHaus、間もなく完成です。
秋には続いて、住宅、ホテルのコテージ棟が別の場所で動き始めます。
日本でもこの構造の仕組みは成り立つと思います。オーナーの方、設計事務所さん、工務店さん、ご一緒しませんか?
西下
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