共栄木材

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事務所中庭に、オブジェ

写真に写すとなかなか立派なオブジェが設置できました。
これには裏話があり、まず、コンクリートの台ですが、うちの会社の乾燥機の反りを止める為の重しで作ったコンクリートの塊が重すぎて使いものにならず、会社の敷地内をあっち行き、こっち行きしていました。そっと乗る分には全然強いので、国道側にベンチにでもして、自転車・バイクの休憩に使ってもらってもいいな…と思ったりもしましたが、設置する場所もなく、ともかく処理に困っていたものです。
で、その上の乗ってる大きな壺は、かつて新居浜市のどこかで、何かの金属を溶かして、一旦この壺に入れ、それから改めて何かの金型に流し込む為に使われていたものと聞きます。僕の知り合いにとある仕事を協力してあげたら、「この壺を3つ持っているんだけど、一つあげるから、全部持っていってくれん?」と、依頼されたもので、こんなもの貰っても置き場がないなぁって、これも困っていたものです。
コンクリートを浮かしているのは、敷地内のごろた石を集めてきて、まず3点指示部分を作って、コンクリート板が浮いたように見せて載せ、弱そうな空隙に石を詰め込んで安定させました。

すべて不要のものや、そこにあるもの、貰ったもの。ただ、それらをこうしてセットしてみると、三秋ホールの建物と相まって、まるで美術館の中庭です。結構味のある壺なんですよ。はい、贅沢はしていません!

西下

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