共栄木材の新しい在庫商品となった、桐(キリ)のパネリングのABグレードの施工写真です。横接の様子もご確認頂けます。
桐は古くから軽く、湿気を通さず、割れや狂いが少ないという特徴があり、良質の木材として重宝され、下駄や箪笥、箏(こと)の材料として使われる高級木材です。また、家紋の意匠に使われることも多い神聖な木とされています。 春には紫色の花を咲かせ、実は皆さんも普段から目にしている木だと思います。
桐箪笥といえば高級家具の代名詞である。かつてこの辺りでは女の子が生まれるとキリを植え、結婚する際にはそのキリで箪笥を作り嫁入り道具にするという風習があったくらい成長が早いものです。ご存じのとおり、桐は昔から嫁入りタンスに使われ、大切な着物を守る働きをしています。
その桐を壁材、天井材として使用してはどうかと、在庫新商品としました。なんとも雅な雰囲気がありますが、特に主張せず、穏やかな空間を作ります。
サイズは1820x90x10㎜。グレードはABとラスティック。どちらも基本的に横剥ぎと一枚物が混じります。どちらも節はありませんが、ラスティックには若干の赤みが混じることがあります。クローゼットルーム等にはお勧めです。価格は極めて経済的です。ちなみに桐の天井板は、様々な有名建築家さんも各所で使用されています。共栄木材のお勧めです。