西条市に9mスパンの保育園が木造で建ちました。設計は今治市のSHP・辻田さん、施工は西条市の弓山建設さんです。

共栄木材が提案するのは、企業で囲い込まれた「○○工法」ではなく、基本的に既製品を使い、地元のプレカット工場で普通に加工でき、地場の工務店・大工さんで普通に建てられるもの。当然、価格に跳ね返ってきますよね。

上棟当日には現場に立ち寄らせて頂きましたが、施工段取りも良く、面白いように作業は進んでいました。

構造計画、構造計算、施工、加工、流通、意匠をいわゆる＜ONE TEAM＞で取り組めば、木造化はおそらく想像以上に広がっていくと思います。今回もその＜ONE TEAM＞で取り組めたことが、結果に繋がったと思います。
園の子供たちが、このおしゃれで広々とした木造の建物で健康に過ごし、運営する園にも経済的な負担を少しでも削減できたとしたら、それこそが私たちが目指す材木屋の仕事、そのものです。