愛媛県東温市で9.99メートルスパンの作業場を枠組壁工法の木造で作らせて頂きました。施工は愛媛県松前町の滝川建築さん。
昭和の「重厚長大」から、現在の「軽薄短小」に価値が移り、Co2の固定化、環境負荷軽減という時代の要請もあります。建物の木造化はここ数年ものすごい勢いで進んでいるように感じます。とは言っても、限られた予算の範囲内で最大限の効果を得たいのは、誰もが考えることです。
そこで、共栄木材の取り組みは、既製品を使い、地元で普通に挽ける製材品を使い、構造計算をして提案をするということ。そうすれば決して高価なものにもならず、むしろ良いものがお客さんの予算の範囲内でできあがる。
若干の遠距離でも、現場での作業工程や、人手をできるだけ削減することを考えれば、工場でできるだけの加工を進め、運送しても総合的な見地に立つと、高くつかないと思います。一緒に仕事をする業者さんと、ワンチームとなって無駄を省く事を考えることが、結果的に三方良しに繋がると考えています。
いずれにしても、共栄木材では、単に価格だけでなく、使う材料、組み方、工法、構造計算、配送、価格、そしてデザインを総合的に提案しています。
施工:有限会社 滝川建築
物件名:Atelier HUIT