4/7(土)~14(土)まで、共栄木材内にある「三秋ホール」で、Carumen Jacobo と Kees Ouwens 展を開催します。抽象的な絵画と石彫展です。
共栄木材は決して美術館を運営するつもりはありません。ただ、建築空間の中に音楽であったり、木工であったり、絵画であったりする芸術、それも構えた大層なものでなく自然に、その建築空間と芸術が混じると、本当に居心地の良い場になります。例えば普通の住宅であっても壁に絵が掛かるだけで、その場に良い意味の緊張感と、心地良さが拡がります。かつて日本の建築にはほとんどと言っていいほど「床の間」があり、掛け軸や書が掛けられていました。今、家の中には絵がなくなり、庭には灯篭などの石彫がなくなり…私達は、もう一度身近な芸術を建築空間に取り戻せないか、そのきっかけが掴めないかと、今回の展覧会を企画しました。
「三秋ホール」は徐々に芝生の伸び始め、新芽も彩を添える季節になりました。入場は無料です。もちろん、単に絵と石彫を見に来て頂いても良いし、「三秋ホール」を見に来て頂いても結構です。お待ちしております。
なお、7(土)16:00~二人の作家を交えて小さなレセプションを開催します。これは予約制で、@2,000円です。二人とも愉快な人達ですから、お気軽に!