いろいろな理由が重なり、現在うちのキャパを超える受注がどの部門にも入っています。これはうちだけの現象ではなくて、木材業者一般に忙しくしています。
材木屋の友人たちに聞くと、この状況、年内は続くそうです。

　人手も足りなく、いっぱいいっぱいで仕事をしている時に、社員さんが風邪をひいて休んでしまったり、誤配送、製造ミス、一部商品の欠品、怪我等々、普段あまり気にならない事が起こってしまいます。もちろん、社員みんないろいろと気をつけて頑張ってくれているのですが、それでもミスが起きます。もちろん、僕自身もミスを起こしてしまいます。
　この状況でも、ミスやクレームに真面目に向き合わなければいけないと思います。社内に向かってミスを怒ってどなり散らしたところで、あるいは社外に向かってクレームへの言い訳をしても、全く何の解決にもなりません。これは真面目に向き合っていると僕は思いません。まずは問題の解決方法を考えて実行する。原因を冷静に考えて再発しにくい為の方法を考え、みんなで共有する。

　ミスやクレームの原因を探っていく作業はある意味では、胃が痛くなります。
各自、気をつけて、頑張るとしか言いようがない。それでもミスや問題は毎日起きる。そして毎日それを解決していく。
　僕らは製造業ですから、新しい事をやろうとすれば、＜ここにしかないもの＞を作ろうとすれば、失敗やミスはつきものです。そして責任は全部自分達にあります。言い訳もできないし…それでも僕は少しでも＜ここにしかないもの、あります＞と言える商品や、サービスや、社員を持つ事が、本当の幸せのように思うので、それをやり続けようと思います。「ありがとう」と言って頂くお客さんに出会えた時は、言葉にできない幸せです。報われる思いです。

　わき目も振らず、早朝6時頃から夕方8時頃まで、社員さんがそれぞれの場で一生懸命頑張ってくれています。もちろんブラック企業的なことはしていませんよ。
みんな、黙々と、淡々と、元気に、笑顔で。この忙しい時だからこそ、改めてこういう雰囲気づくりに気を配らなければ!!　お客さんも、社員みんなも、幸せになりますように。