共栄木材

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薪について

共栄木材の薪

共栄木材では、広葉樹や針葉樹の薪をご用意しています。

また、薪は自分で作りたい!という方の為に、原木の調達や薪割り機の貸出しも行っております。お問い合わせ下さい。

※弊社から薪ストーブを購入頂いたオーナーさんに対しては、特別価格で提供しています。
※シーズン中在庫が切れる場合がありますので、早めの予約をお願いします。

広葉樹パレット

針葉樹端材

薪に関するQ&A

Q.薪はどうやって手に入れる?

A.共栄木材では、広葉樹、針葉樹などの薪をパレット積みにして天日乾燥させ、販売しております。また、弊社工場で出る乾いた端材を格安で提供しています。

もちろん、お客さん自身が薪作りから始められるように、丸太の販売紹介もしています。
薪割り機の貸出や、斧の販売もしていますのでお問い合わせください

Q.薪は自分で作れる?

A.もちろん自分で作れます。薪割りは大変な作業ですが、一種のスポーツの様な爽快感があります。そして薪ストーブの暖かさは、家族を思う薪作りから始まります。
是非、薪割りに挑戦して下さい。

Q.薪はどれくらい必要か?

A.何時間燃やすのか、ストーブの機種、薪の樹種によって薪の量は変わります。
ひと冬使用して頂くと目安が付きますが、1シーズン分の薪を収納しようと思うとかなりのスペースが必要です。薪棚の確保や搬入方法など、事前に十分な計画が必要です。

Q.薪はいくらするの?

A.使用する時間、家の断熱状態等の条件で差がありますが、一般的に購入すると1シーズンで60,000円~100,000円程度かかります。
共栄木材では、弊社から薪ストーブを購入頂いたオーナーさんに対しては、特別価格での薪供給システムがあります。
詳しくは、お問い合わせください。

Q.薪はどれくらいの乾燥期間が必要か?

A.広葉樹で最低1年半、針葉樹で最低半年程度の乾燥が必要です。風通しの良い場所で乾燥させましょう。
乾燥が不十分だと、ススやタールが煙突内部に付着し煙道火災の原因にもなり、煙突や本体を破損させてしまったり、最悪の場合は建物火災にも繋がります。薪の乾燥は薪ストーブを安全に使用する上で最も重要な要素です。

Q.針葉樹を燃やすと温度が高くなりすぎてストーブを傷めないか?

A.通常は2次燃焼装置がついた高性能な薪ストーブでは、自動あるいは手動で空気量を調整して、ストーブの温度をコントロールできるため、通常は高温になりすぎるということはありません。
巷でよく言われている、「●●のメーカーのストーブだから針葉樹が焚ける、焚けない」ということは、格安のストーブを除けば基本的にはありません。 高温になってしまう場合、それは薪の量と供給する空気が多すぎるなど、焚き方に問題があることがほとんどです。
例えば、焚き付け時以外に細い薪を大量に入れると急激に温度が上がります。 また、空気量が多すぎると燃焼が過剰になるため、高温になりすぎる前に空気をある程度絞ることが大切です。ダンパーや灰受け扉を開けたまま燃焼すれば、薪の種類に関わらず必ずストーブを傷めてしまいますので気をつけましょう。

Q.針葉樹を燃やすとススやタールがたくさん出て煙突がすぐに詰まってしまわないか?

A.二次燃焼装置のついている薪ストーブでは、一次燃焼室で不完全燃焼してススが発生しても、高温の二次燃焼室で酸素を再供給し、再度燃焼させるのでそのススは燃えてしまいます。

ススが多い場合は、
①ストーブの二次燃焼装置に不具合がある②二次燃焼に必要な温度が足りないという問題が考えられます。

①の場合は二次燃焼室のチェックを早めに行いましょう。触媒が崩れていないか、部品にゆがみがないか見てみましょう。 ご自分で分からない場合は共栄木材のカスタマーサービスまでお気軽にお電話下さい。

②の場合は、 薪が湿っていないか。 火室に入れる薪の量が少なすぎないか。 薪にしっかり火がまわっていないのに空気を絞りすぎていないか。 の3点をチェック。 こちらも針葉樹にかかわらず、すべての薪に共通です。針葉樹だからといってススやタールが多いわけでは決してありません。

針葉樹薪の特徴

針葉樹のメリット、デメリットとは?

乾燥が早い針葉樹

ナラなどの広葉樹と比べて、カラマツやアカマツの針葉樹は乾燥が非常に早いことがわかりました。5月末に薪を作って乾燥させた場合、針葉樹は約2か月で薪として使用可能な含水率20%以下まで乾燥しましたが、ナラは乾燥がゆっくりでさらなる乾燥期間が必要という結果が得られました。
短い期間で乾燥するということは、春先に薪を作れば、その秋からのシーズンまでに十分乾燥し、使うことができます。 つまり、1年単位で薪を作って薪を使うサイクルが可能!

針葉樹の発熱量

また他の実験では、同じ重量の薪を同じストーブで燃焼させ、薪の発熱量を比較しました。
針葉樹(アカマツとカラマツ)は、10kgの薪を燃やした場合、それぞれほぼ同じ発熱量(約78MJ)でしたが、同じ10kgのナラを燃やした場合は発熱量が63MJとなり、発熱量は針葉樹の方が多いという実験結果になりました。
一方で密度の高い(重い)ナラは、10kgの薪を入れても火室がいっぱいにならないため、火室一杯に15kgのナラ薪を入れて再度燃焼実験を行ってみました。15kgのナラは3時間経過以後の発熱量が針葉樹より多く、99MJの発熱量でした。確かに発熱量が多く火持ちがしたわけですが、1.5倍の燃料を入れたわけですから当然の結果で、kg当たりの発熱量に換算すると針葉樹の方が発熱量は多いということになります。
この理由は、リグニン※という成分が針葉樹の方が多く含まれているからと考えられます。(※高等植物の木化に関与する高分子のフェノール性化合物であり、木質素とも呼ばれる) 針葉樹の薪はナラの薪と同等、もしくはそれ以上の燃料性能を持っていることは間違いありません。
(※(株)ディーエルディーと信州大学農学部との共同調査による)

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